天然メダカとイシガメの調査へ
年明け早々、僕らは「メダカ」らしき小魚な群れと
「イシガメ」がいるという水路へ調査に行きました。
マイケルのウォーキングコースらしく、彼の案内で現場に到着。
すると、早速イシガメがいました。
亀と言ったらだいたい外来種のアカミミガメの昨今
貴重な国産の亀です。
ペットショップなんかでもまあまあ高く売られていたりしますよね。
甲羅の尻のほうがギザギザになっているのが特徴です。
少し観察してすぐにリリース。
そして次は小魚。トンネルのようになっており
タモでガサガサしてもすぐに逃げ込まれてしまいます。
なので「お魚キラー」という魚の仕掛けをトンネルに投入。
少し時間を置いて引き上げました。
すると魚が2種類入っていました。
一瞬、天然メダカか!?と思い興奮しました。
最近このあたりではなかなかメダカを見ることができなくなってしまっているからです。
メダカによく似ていますが、卵を胎内でふ化させるため
繁殖力が高い魚で日本の生態系を崩してしまいます。
昔、日本脳炎対策で蚊の幼虫の駆除のために日本が輸入した魚です。
このかわいい見た目でなんと
「世界の侵略的外来種ワースト100」と「日本の侵略的外来種ワースト100」
に選定されています。
さらには、「特定外来種」に指定されており
メダカと間違えて生きたまま持ち帰ったり
誰かにもらって知らずに飼育していると
最高で三年の懲役、または三百万円の罰金という恐ろしい事態になってしまいます。
以前ニュースで、「ブラックバス」を生きたまま移送してる最中に
警察に見つかり逮捕なんていう記事を見ましたが、それと同じですね。
続いてこちら
「ヤリタナゴ」です。
これは興奮しました!
僕らが少年時代さんざんガサガサに出かけても一度も捕まえたことのない魚。
このあたりに生息していることすら知りませんでした。
繁殖期になるととてもきれいに色づくはずです。
動画も是非!